神経疾患
神経系の病気は見た目ではわからない痛みです。(顔面神経麻痺除く)
痛みの度合いは人それぞれですが、痛みがあることで無気力になったり、イライラしたり、ストレス不快感を強く感じる症状だと思います。
針の効果で少しでも痛みが緩和するように一緒に改善していきましょう。

片頭痛や緊張型頭痛のように繰り返し起こる慢性頭痛と他の疾患が原因となり起こる頭痛。
くも膜下出血や髄膜炎などのすぐに受診しなければならない頭痛もあります。
近年、スマホやPC使用時間の増加により小さなお子様でも頭痛を発症する場合も多くなっております。「いつものことだから」と放置をし続けると眼精疲労や肩こり、睡眠不足などになり日常生活にも影響を及ぼします。
- 緊張型頭痛
後頭部から首筋にかけて頭をベルトで締め付けられているような圧迫感痛が起こる症状。 - 片頭痛
ズキンズキンと脈打つような痛み。頭の片側に起こる。(両側に起こることもある)光と音に過敏になる。
片頭痛の有病率は8.4%と低く感じますが、女性割合は12.9%と高く、30代女性で20%、40代女性で18%にもなります。
女性の割合が多いのは女性ホルモンの変化が大きく影響しているからです。女性ホルモンを整えることで、PMSや生理痛などの緩和にも効果的です。
針効果
血行促進による痛みの緩和、筋肉の緊張緩和、自律神経のバランス調整。特に慢性的な頭痛には針治療が効果的です。

顔を動かす神経である顔面神経が、何らかの原因で損傷し、顔の片側が動かなくなる病気です。原因としてウイルス性感染、外傷、腫瘍、ストレスによる免疫力低下に伴うウイルス感染など。顔のゆがみ、目や口を閉じるのが難しい、食べ物がこぼれる、顔面がぴくぴくするなどの症状が起こります。
針効果
神経の回復促進、筋肉の動きの改善、血流改善による麻痺の改善、後遺症の予防。薬物療法と針治療を併用することで、より効果が期待されています。

末梢神経のうち、感覚神経がなんらかの原因で刺激を受け、末梢神経の経路に沿って生じる痛みをさします。
- 肋間神経痛
背中から胸腹部の肋骨に沿って痛みがはしる。咳や深呼吸など肋骨が動くときに痛みが出やすい。 - 坐骨神経痛
お尻からふともも、ふくらはぎの裏側に痛みが起こる。腰を動かすたびに痛みがでやすい。 - 帯状疱疹後神経痛
水ぼうそうのウイルスが神経節の中に潜伏していて免疫力低下や疲労・ストレスにより再活性化され痛みが起こる。 - 線維筋痛症
全身に痛みがあり、痛みの部位が流動的で、日によって変動したり天候によって痛みの度合いも異なってきます。
針効果
血行促進による痛みの緩和、筋肉の緊張緩和、自律神経のバランス調整。特に慢性的な頭痛には針治療が効果的です。
自律神経の乱れによる疾患
日々ストレスの多い中で生活をしていると、知らず知らずのうちに身体は悲鳴を上げてしまいます。
こんな症状で治療?と思うことでも最初の段階で少しずつ自律神経を整えていくことで日々穏やかに過ごせるようになります。
いろんなお話をしながら、自分らしくすごせるように調和していきましょう。

脳が受けたストレスが原因で自律神経のバランスが崩れ内臓が円滑に機能しなくなった状態をさします。自律神経は全身とつながっているため様々な症状を引き起こします。
動機、立ち眩み、ふらつき、発汗過多、血圧上昇(変動)、下痢や便秘、片頭痛、肩こり、手足の冷え、疲れやすいなど、年代別に発症する症状は様々あります。
- 思春期
起立性調節障害が起こりやすい(起床困難、倦怠感、腹痛など) 症状をきくと、怠けていると思われがちですが低血圧を伴う自律神経の病気です。この年代では、交感神経が過敏になるため起きやすい症状です。 - 青年期~壮年期
過労死を招きやすい年代です。長時間労働や残業によるストレスによる脳血管疾患や心疾患の要因になります。また、内臓にも疲労がたまりやすいので下痢や腹痛などの症状も発症します。 - 中年期~老年期
メタボリックシンドロームやアルツハイマー型認知症を招きやすい年代です。副交感神経の働きが低下により、免疫力の低下などを招きます。タンパク質の排出も鈍化するため、認知症を発症しやすくなります。
針効果
副交感神経をを活性化させ、リラックス効果を高める。血行促進による筋肉の緊張が緩和され自律神経のバランスが整う。
ストレスの軽減効果により自然治癒力を引き出し心身のバランスを整える。

大腸や小腸に器質的な異常がないにも関わらず、腹痛、下痢、便秘などの便通異常が慢性的に続く病気です。主な原因は、精神的なストレスや自律神経の乱れ、食生活の乱れなどです。
針効果
自律神経のバランスを整え、腸の蠕動運動を正常化させる。お灸で腹部を温めることで血行促進効果もあり針と併用することで効果が高まる。

内耳が浮腫むことで内リンパ水腫と呼ばれる状態になり、回転性めまい、難聴、耳鳴りなどの症状を繰り返す病気です。原因として、ストレスや睡眠不足が誘因することもありますが、水分不足や塩分過剰摂取、カフェインのとりすぎにも注意が必要です。
針効果
自律神経を整え副交感神経を優位にしストレスの緩和。血行促進。

突然現れる激しい恐怖感と動悸、息苦しさ、めまいなどを伴うパニック発作が繰り返し起こり、日常生活に支障をきたす精神疾患です.。原因は様々ですが、過労やストレス、特定の場所や状況に強い恐怖など様々な要因が影響しております。
針効果
自律神経を整え副交感神経を優位にしストレスの緩和。筋肉の緊張をほぐすことで呼吸を深くしリラックス効果を高める。薬物療法やセルフケアと針治療を併用することで、より効果が期待されています。
眼科疾患
視野からの情報量は全感覚量の8割以上占めているといわれおり、眼は生きていくうえで重要な部分です。
近年スマホやPCなどの普及によりで欠かせない存在となっています。皆さんが思う以上に眼は日々酷使されています。眼の疲れは全身への疲労の蓄積とも言えます。
眼の異変は感じにくいものですが、違和感を感じたら眼科医へ受診をしてください。

ものがふたつに見える症状です。
眼球を動かす6個の筋肉がついておりこれらの筋肉を「動眼神経」「滑車神経」「外転神経」という3つの脳神経が動かしています。
多くは、外眼筋の異常や、外眼筋を動かす指令を出す神経の異常によって発症しますが、中にはほかの病気によって引き起こされている場合もあります。(脳腫瘍、頭部外傷、脳血管障害、多発性硬化症、ギランバレー症候群などによる発症)
- 単眼性複視
片目を隠しても変わらなければ乱視や白内障など目の病気になります。 - 両眼性複視
両目ではものが二つに見えるが、片目で見るとひとつに見える場合。
針効果
針の刺激により神経伝達の改善、血流改善により、筋肉や神経に酸素供給が向上し眼筋の機能回復。またストレスや自律神経の乱れにより複視を発症する場合もあるので全身のバランスを整えることで症状の緩和に期待されています。

加齢により網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、見ようとするところが見えにくくなる病気です。
失明原因の第4位となっており高齢になるほど多くなる傾向です。ひどくなると運転免許の更新ができなくなったり、文字を読むこともできなくなります。
加齢黄斑変性による症状は変視症や視力低下、中心暗点、色覚異常などがあります。
- 萎縮型
網膜色素上皮が徐々に萎縮していき、網膜が障害され視力が徐々に低下する。治療法は確立されていない。 - 滲出型
血管(脈絡膜新生血管)が脈絡膜から網膜色素上皮の下あるいは網膜と網膜色素上皮の間に侵入して網膜が障害される。正常の血管と異なり血液の成分を漏出させたり、血管が破れたり、血管が浮腫んだり網膜下に液体が溜まる。
針効果
症状の進行を食い止めることに期待ができる。眼底の血流を改善し、網膜の機能を高める。網膜の再生促進に効果がある。手術や薬学療法と併用することで効果が針の効果が高まる。

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)や低下症(橋本病)により(※甲状腺が正常な場合でも発症する場合がある。)
甲状腺に関係した抗体が眼球の周りにある脂肪や目を動かす筋肉の中に存在し、それが標的となって“炎症”が起こるものです。
症状としては、眼球突出、眼の腫れ、複視、眼の痛み、羞明、眼瞼後退、ドライアイなど
※必ずしも甲状腺機能の影響により眼科疾患が発症するものではありません。
針効果
眼の周りの炎症が収まることで眼球突出の軽減。外目筋の炎症が収まることで複視の改善。
※眼窩内の炎症が軽減し、目の周りの脂肪が固まったあとに、針治療をしても眼球突出に対する効果は期待できません。
※バセドウ病による甲状腺眼症は初期の段階で針治療を行うことで後遺症を最小限に抑えることができます。

光を過度にまぶしく感じ、不快感や痛みを感じる状態になります。
通常は気にならない明るさでも、目が開けられないほど眩しく感じたり、涙が出たりすることがあります
原因として、白内障や斜視、虹彩炎などがありますが、眼疾患のみならず、偏頭痛やウイルス感染により発症することもあります。
針効果
目の炎症を抑える。血流を改善し症状の緩和に期待ができます。お灸と組み合わせることでより高い効果が期待できます。

網膜に血液を送る動脈がつまり、網膜の細胞に酸素や栄養が届かず機能しなくなる病気です。
網膜への血流が途絶えることで急激な視力低下や視野の一部が見えないもしくは全部が見えなくなります。
動脈硬化や心疾患、糖尿病などによる基礎疾患を持っている方によく見られる症状です。
初期症状がでてすぐに処置をする必要がある緊急度の高い症状です。異変を感じた場合にはすぐに眼科医へ行ってください。
針効果
血の流れを促し、つまりを改善させる。この疾患は1日でも早く血液の流れを改善する必要性があります。発症後すぐに遅くとも1か月以内に針治療をすることが重要となります。救急の症状であるため、発症後まもなくは週3日は通院が必要となり、その後徐々に通院日数を減らしていきます。

視神経が障害され、視野が狭くなる病気です。進行すると失明に至る可能性もありますが、早期発見と適切な治療により、病気の進行を遅らせることが可能です。
緑内障は罹患者が非常に多い病気で、40歳以上で5%、60歳以上では1割以上にもなります。
早期や中期では自覚症状がないため治療を中断する方も多い傾向にあります。緑内障とうまく付き合っていくためには定期的な通院を行いましょう。
原因は様々ですが、眼圧の上昇や加齢、遺伝、喫煙による影響などがあげられます。点眼薬をし眼圧を下げ、長時間の下向き姿勢やうつ伏せでの睡眠などは避けましょう。
針効果
血流の改善をし眼球内の房水循環を良くすることで眼圧を下げる効果に期待できます。
また、血流改善による視神経への栄養供給の促進。緑内障による眼痛、頭痛、などに効果が期待できます。

明るい所や白いもの、青空を見た時に、目の前に糸くずや虫のような「浮遊物」が見える症状です。
暗いところでは気にならなくなります。
主に加齢による硝子体の変化や、網膜裂孔、網膜剥離などの目の病気が考えられます。
針効果
血流を改善させ硝子体の不要な物質排出を促す。中医学では目と肝は密接な関係性にあります。
肝機能を改善することで目の不調を改善させる効果に期待ができる。ストレスの悪化により発症することもあるので、自律神経を整えることで効果が期待できる。

長時間の読書やパソコン作業など、目を酷使することで目の周りの筋肉が疲労し、血行が悪くなることで起こります。
針効果
目の周りの筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することで、目の疲れやかすみ、痛みや頭痛、肩こりが改善します。

涙の量や質の異常により、目の表面が乾燥し、様々な不快な症状を引き起こす病気です。ただ単に、眼が乾くだけではなく目の痛み、疲れ、ごろごろ感、充血、視力低下なども引き起こします。
近年、パソコンやスマートフォンの普及、コンタクトレンズ装用者の増加などにより、ドライアイ患者が増加傾向にあります。
針効果
涙の分泌を促進し、目の乾燥感を軽減します。眼の周りだけでなく、首や肩などのツボを刺激することで涙の分泌を促す効果があるとともに、自律神経を整える効果に期待ができます。

- 眼瞼ミオキミア
瞼の一部がぴくぴくとする症状。眼精疲労やストレスから発症するとも言われていますがはっきりとした原因はわかっていません。
- 片側顔面痙攣
脳の顔面神経が圧迫されたことで起こる神経の病気です。症状)まぶしい、眼を開けているのがつらいなど、顔の片側のみに起こり、初期症状は眼瞼ミオキミアに似ていますが、進行すると瞼だけでなく、同じ側のほほや口元もけいれんを起こします。 - 眼瞼痙攣
両目のまぶたに起こる症状です。初期上は、同じく眼瞼ミオキミアに似ていますが次第に、両目が開けにくくなります。まぶたのみならず、顔面に広がり顔面痙攣となることもあり「メージュ症候群」と呼ばれています。眼の周りの症状ですが、実際は中枢神経系の病気となります。
針効果
まぶたの筋肉が異常に収縮している状態なので、血行を促進し筋肉の緊張緩和を促す。自律神経のバランスを整えて、ストレスを緩和させる。
また人間本来が持っている自然治癒力を高めることにアプローチします。

何らかの原因で「虹彩こうさい」「毛様体」「脈絡膜」のぶどう膜に炎症が起こる疾患です。年齢は関係なく、ぶどう膜は、他の眼の組織に比べて血管が多いため、炎症しやすいです。
炎症が起こると、ぶどう膜と隣合せの網膜組織にも炎症が少しずつ広がり視力低下を引き起こします。
- 非感染性ぶどう膜炎
免疫異常によって発症します。眼以外にも全身に色々な症状がでていることがあるので病院でしっかり診察を受けてください。 - 感染性ぶどう膜
病原菌、ヘルペス属ウイルス性の原因が多くあげられます。ほかにも真菌や結核菌によっても発症します。合併症として、緑内障や白内障も併発しますので異変を感じた際には早めに眼科医へ行ってください。
針効果
眼科での治療と併用して行うことが大前提となります。非感染性ぶどう膜炎の場合、主にステロイドを使用した治療を行います。
針治療と併用することで、ステロイドの服用期間が短くなったり投与量が減る可能性があります。合併症(白内障や緑内障)の予防に効果があります。
運動疾患
身体のバランスは生きていると徐々にずれが生じてきます。普段の何気ない動作一つで発症します。
不意の痛みを抑制し、バランスを調整することで元気にいつまでも動ける身体づくりをしていきましょう。

背骨の間にある椎間板が損傷し、髄核が飛び出して神経を圧迫する病気です。
腰の場合は、腰痛、お尻や太ももの足の痛み、しびれを引き起こします。頸の場合は、首の痛み、肩や腕の痛み、しびれ、手の動きの制限、握力低下などの症状が現れます。
針効果
痛みを伝達する神経の興奮を鎮め、痛みを軽減する効果。
筋肉の緊張を和らげ、神経への圧迫を軽減する効果。
椎間板周辺の血流が良くなり、栄養供給が促進されることで、ヘルニアの治癒を早める効果が期待できます。椎間板ヘルニアには、生活習慣や姿勢などからも影響されます。鍼治療と並行し日常生活でも注意点を守り適度な運動を行い、体幹を鍛えるようにしましょう。
また、痛みやしびれがひどい場合には、ブロック注射や薬などを併用し痛みによるストレスや睡眠不足をへらすことも治療には必要な一歩となります。

急に腰に激しい痛みが生じる状態を指します。
前かがみや後ろに反る動作が困難になります。重いものを持った時や咳やくしゃみなどでも痛みが誘発されることもあります。悪化すると、腰椎椎間板ヘルニアになることもあります。
針効果
筋肉の緊張緩和により動きがスムーズになります。また筋肉のバランスを整えることで再発を防ぎます。痛みが強いときは間隔を開けずに施術を受けることでより早く痛みの軽減が見受けられます。
ぎっくり腰は日々に生活による体のバランス崩れによる蓄積でもあります。症状が引いたタイミングで姿勢改善やストレッチ、筋トレを継続して行うことが再発防止にもつながります。長時間同じ姿勢で過ごすことで腰への負担も大きくなります。こまめに休憩をはさんでください。

肘の外側にある腱の炎症により、肘の外側から前腕にかけて痛みが生じます。
安静にしていると痛みはありませんが、ものを持ち上げたり、タオルを絞ったりする動作で痛みが増強します。
針効果
筋肉の緊張を和らげ、血流を改善することで、痛みの緩和や炎症の軽減を促す効果が期待できます。
自律神経のバランスを整えて、身体の回復力を高める効果にも期待できます。

指や手首の腱と腱鞘の摩擦によって炎症が起こる病気です。
加齢や女性ホルモンの変化(更年期や妊娠、出産後の女性に発症しやすい)により痛み、腫れ、こわばりなどの症状があり日常生活にも支障をきたす恐れがあります。
針効果
筋肉の緊張を和らげ、血流を改善することで、痛みの緩和や炎症の軽減を促す効果が期待できます。
自宅でもストレッチを行うことで針との相乗効果が期待できます。

睡眠から目覚めたときに首を動かすと、首の後ろや首から肩にかけて生じる筋肉痛のような鈍い痛みです。
特定の方向を向くときに痛みが強くなり、痛みで首を動かせないこともあります
針効果
急性的に筋肉が損傷した状態を回復させるために、血流を良くさせます。また、筋肉が固まっている状態を針で柔らかくさせ、柔軟性を高める効果があります。

骨、軟骨、靱帯や腱などが老化して肩関節の周囲に組織に炎症が起きることが主な原因と言われております。
また、関節の動きを良くする袋や関節を包む袋が癒着するとさらに動きが鈍くなります。
針効果
動きが鈍くなった筋肉を針の効果で柔軟性を高め、肩の可動域をひろげる効果があります。血流改善にも効果があります。
女性特有疾患
現代において少しずつオープンに話せる機会や学ぶ機会も増えてきていますが、まだ日本においてはタブー視されている部分でもあります。
個々で抱えやすい症状ですが、状態によってはほかの症状も誘発してしまい体調不良の要因となります。
頑張る女性の日々が健やかに笑顔で過ごせるように。

生理の3〜10日位前から起こるキモチやカラダの不調で、生理が来ると症状が弱まり、やがて消えていきます。
不快の症状は人によって異なり、200以上もあるといわれています。
主な症状は、イライラ、怒りっぽくなる、ニキビができる、下腹部が張る感じがする、腰痛、頭痛、乳房の痛み、カラダが重くだるい、浮腫み、眠気、憂鬱な気分など。
原因ははっきりとわかっていませんが、ホルモンバランスが急激に変動することが要因の一つと言われています。
針効果
ホルモンバランスを整える効果があり、自律神経も整えることができます。また、血流改善により不快な症状の緩和に期待が持てます。
お灸と同時施術で冷えの緩和に効果があります。針治療と同時に、日常生活でも食生活などを気を付けることで不快感を軽減することができます。
生理前の、カフェイン摂取を控えたり、冷たい飲み物食べ物を避ける。下半身が冷えないように足首などをあたためる。夏場は、エアコンによる冷え、冷たい飲み物や食べ物を欲する機会が増えるためPMSが強くでてくることもあります。

生理の直前から生理中にかけて子宮が収縮するために起きる、下腹部や腰の痛み、頭痛、胃痛、吐き気、めまい、下痢などを伴うこともあります。
子宮の収縮によって生理が来るので、痛みがあるのは卵巣から正常なリズムで女性ホルモンが分泌して排卵が起きている証でもあります。しかし、日常生活に支障をきたすこともあるので、痛みが酷い場合は婦人科を受診しましょう。
針効果
血液のスムーズな排出を促す効果あります。
身体を温める効果あり、全身の血の巡りがよくなり自律神経も整い、生理痛緩和にも期待できます。また、お灸と併用することで、身体を温める効果が高まります。
施術のタイミングは、生理周期の排卵~次の生理開始までに行うことで、生理痛緩和が期待できます。

女性ホルモンが大きく揺らぎながら減少する症状ですが、加齢による身体の変化や精神的要因なども要因となり発症します。
主な症状、ほてり、ホットフラッシュ、発汗、動悸、イライラ、意欲低下、情緒不安定、睡眠障害などがあります。
針効果
自律神経を整え、ホルモンバランスの乱れを改善します。
血流改善、新陳代謝の活性化による体内の老廃物がスムーズに排出されるようになります。人によって、症状が代わりますが、漢方薬やホルモン治療と併用することで針の効果も高くなります。

妊娠を望む健康な男女が、避妊をしないで性交していたにもかかわらず、1年間妊娠しない場合を、「不妊症」といいます。日本では、夫婦の4.4組に1組が不妊で悩んでいるといわれています。また、不妊の原因は女性だけではなく、男性側にも原因があるとされています。
- 女性側の原因:排卵異常/卵管異常/加齢による影響など
- 男性側の原因:精巣の機能異常/精子の通過障害/性交の障害/加齢による影響など
針効果
血流の改善し、ホルモンの分泌を促す効果があります。また、卵巣機能向上により、質のいい卵が採取できる可能性が高まります。
子宮の血流改善を行うことで、子宮内膜の厚みがまし、着床率の向上に期待ができます。精巣の血流改善による、精子数や精子の運動量が増えることに期待ができます。精神的なストレスの緩和や自律神経を整えることに効果があります。

赤ちゃんの頭が上にある状態を、逆子と言います。
赤ちゃんの体の中で一番大きいのは頭のため、骨盤に頭が引っ掛かり出にくい状況になります。出産中の骨盤骨折やへその緒が先に出てきてしまい赤ちゃんが窒息死する危険性が伴います。
針効果
東洋医学の観点から見た気滞の滞りを確認し、症状にあったツボに施術を行い。さらに、至陰(しいん:足の小指部分)というツボにお灸をすることで改善する効果が期待できます。
妊娠から32週目までに施術を行うことで、胎児が動きやすく改善しやすいといわれています。妊娠後期になると胎児の動けるスペースが狭くなるため、早めの治療が効果的です。